遡ること1週間、7/23から1泊2日で鬼怒川温泉へ宴会旅行に行ってきた。
せっかく鬼怒川に行くのに宴会だけじゃ勿体なかろうと観光してきたのだ。
行った先は鬼怒川温泉近くにある龍王峡、鬼怒川の流れによって形成された渓谷だ。
渓谷に沿った遊歩道をてくてく歩いていたら、『モリアオガエル生息地』という看板が立っている池に辿りついた。
モリアオガエルは、木の葉に卵を産みつけるという珍しいカエルだ。
子供の頃TVか図鑑で見て以来、一度でいいから見てみたいと思っていた。
その池は直径5mくらい、水の流れは殆ど無く枯葉が堆積したごく浅い池だった。
大きな水溜りと言ってもいいくらいに浅い。
その大きな水溜りの上に葉が茂った木の枝がオーバーハングしている、そんな環境だった。
木の枝に泡まみれの卵は見当たらず、池の中をよく覗いてみたらオタマジャクシがいるいる!
どうやら時期的にみんな孵ってしまった後だったようだ。
隣に立っていた人が「サンショウウオ」と指差した先にイモリのような生き物がいた。
どうみてもイモリにしか見えなかったが、とにかくサンショウウオが実際に生息しているのを見るのは初めてで、少し感激した。
連れて帰りたいと、詰めるものを探しかけたものの、採取禁止と看板に書いてあったので諦めた(当たり前)。
池の水を少しすくってみたら茶色い水だった。いうところのブラックウォーターだ。
枯葉が大量に沈殿していたから、きっとあれから成分が染み出したんだろう。
もしこの池が熱帯にあったなら、ここにベタが住んでいたかも・・・などと妄想しつつ、その場を去ったのだった。
駅に着いたところで、池の写真を撮らなかったことに気づいた。ガックリ。